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あらすじ
登場人物
島のうた
作者挨拶
読者の声

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ハート人物録
マリー
主人公。仲本万理。十三歳。小さな看板娘として熱風食堂を手伝う、
この島で育った太陽のような少女。
マリーに冷たい麦茶をついでもらうとみんなが笑顔になる。
両親はどこにいるかわからないが、風おじいのもとで幸せに育つ。
心の中に花を思い描くことで、海や風と話ができる不思議な力
「心の花(ククルヌパナ)」の持ち主。
オッチャン
熱風食堂の主人。黒島一男。三十八歳、独身。涙もろくて明るい島の人気者。
カズオという名から幼少よりオッチャンと呼ばれてきた。
都会に出てシェフとして成功するが、帰島して浜に食堂をつくった。
人の喜ぶ顔を見るのが好きで、奇抜な創作料理で客を楽しませる。
マリーの後見人となり、兄として、父として、この島に生きる。
ハツミ
緒方初実。二十四歳。島の民宿に住み込みで働く元気な東京娘。マリーのよき相棒。
世界各国を旅した後に客として島を訪れ「ここの一年をみてやろう」といついた。
愛車は荷台がいかした軽トラック・ハツミ号。
底抜けに明るく、悩みなどないように見えるが、
島に来ておぼえた畑の世話が、実は彼女の精神的な支えとなっている。
天使
突如あらわれた島のアイドル。正体は人気絶頂にして失踪した元アイドル・高山美樹。
偶然この島にやってきて、マリーらとかけがえのない夏を過ごすことに。
最初は謎めいた存在だったが次第に自分をだし島に受け入れられてゆく。
秘密の過去は最後に明らかになる。
風おじい
マリーの祖父。マリーを生んで消息を絶った娘に代わってこの島でマリーを育て、
ククルヌパナの力をマリーにさずけた。吹いてくる風のように自然体で懐が深い。
もと海人。嵐の海に出て帰らぬ人となるが、いまだその生死はさだかではない。
海きりん
島の海に棲むすちゃらかな妖精。本来は海をつかさどるえらい神さまだが、
焼酎と唄が大好きで、しばしば髭面の人間にばけては、食堂にやってきてオッチャン達と飲みかわす。
物言いはちょっとキザ。
トキおばぁ
千年生きているといわれる古老。島の母として聖地をまもる神司の長でもある。
いまはひとり暮らし。いったって元気。あれこれマリーの世話をやく。
特技は洗濯。今日も青空に向け物干し技がさえる。
徳三おじい
オッチャンの父で、マリーの風おじいの旧友。
やさしくて良い人だが、昔話をさせたらやたら長いことで有名。
都合が悪くなると聞こえなくなる便利な耳を持つ。
キヌエねーねー
大阪の夫とはなれてこの島で双子の海太と風太を育てる若き母。
もとは美人だがかざりけがなく、いつも煙草をくわえている。
マリーの母親とは幼なじみで、消息の鍵を握る唯一の人物でもある。
シゲさん
頼りないわりには情に熱い親分肌で、四十六歳になった今でも青年団長。独身。筋肉隆々でやたら髭が濃い。
島の唄者でもあり、しばしば牛舎の陰で三線をつまびいていたりする。
ヨッちゃん
雪国から島に嫁いで三十余年。自ら保育所をつくり、島の未来を支える婦人会長。
やさしい島の大姉さん的存在。夢は世界一の絵本をつくること。
ショウちゃん
島の若頭にあたる独身カウボーイ。牛の世話が生きがい。
おっとりした気のいい青年で、酒が入ると言葉遣いがやたら丁寧になる。
学校の裕子先生に片想いしていることは、島では周知の事実。
裕子先生
島の小中学校に代教できている夢見がちな若先生。
日々太陽の下にいるのにこの人だけは色白のまま。
島の男たちからしたわれるが、ショウちゃんが怒るので誰も手を出せない。
カワハギ艦長
風おじいの遺志を継ぐ島の海人。いつも冗談を言っているたのしい人。
奇妙なあだ名はかつて舟釣り大会でカワハギばかり釣ったことに起因する。
海人見習いの義弘君を親身に指導していたが・・・
マリーの母
生まれたばかりのマリーを島に残して、消息を絶った謎のひと。
マリーは母親がどんな人なのか顔すら知らないが、さびしいと思ったことはない。
and You ...
※この物語はフィクションです。登場する人物、地名、団体などはすべて架空のものであり、実在するものとは一切関係ありません。
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STORY
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